シングルバーナーはキャンプに必須。扱いやすいオススメ商品の選び方

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こんにちは、慎です。

キャンプで炭や薪を使って火を起こすことは醍醐味ですが、「お湯を沸かす」「ちょっとした料理を作る」といった短時間で火を使いたい時など、わざわざ火おこしをするとなると、本当に面倒ですよね。そんな、小回りを利かせたい時の悩みを解決します。

結論、シングルバーナーを活用することで、解決はできるのですが、ガスボンベも様々な形状があったりしますし、そもそも火を起こすものゆえ、安心安全なものを選びたいですよね。そんなシングルバーナーの選び方ですが、いくつか選定をする際に押さえておきたいポイントがあるので、その点を踏まえて徹底解説をします。

シングルバーナーはもはや初心者〜上級者問わず必須なものです。ただ、火を起こすものゆえ、耐久性に優れて、ガスも安価なものを選びたいですよね。

シングルバーナーを選ぶ際に考慮すべき点

  1. ガス缶には2種類存在する(CB缶とOB缶)の違いを把握しておく
  2. ガスも、ノーマルガスとパワーガスの2つ存在をしている
  3. シングルバーナーの形状は様々あるので、どんな種類があるのかを把握しておく
  4. ガス缶はシングルバーナーのメーカーが推奨をするものを基本的にはつかうべき
目次

この記事を書いている人

<プロフィール>
キャンプ歴15年 | 神奈川県を中心として活動中 | コストパフォーマンスに優れたギアを活用中 | 横浜市在住 | 41歳 | SWEN・WILD-1・アルペンアウトドアーズを愛用中

<運営ブログ>
◆CAMPER’S NOTE
関東を中心としたCamperのためのブログ
Remolog(りもろぐ)
テレワークスタイルを提案するブログ

本記事を通じてわかること

  1. 自分のキャンプスタイルにあったシングルバーナーを選ぶことができる方法
  2. コストパフォーマンスと耐久性に極めて優れた製品を選択する方法
  3. 購入後に継続的に利用しやすいシングルバーナーを選択する方法

使うシングルバーナーによって、選択すべきガス缶が異なります。異なるものを購入してしまえば、使用することはできません。大きく分けて、ガス缶の種類は二つ存在しますが、CB缶というのは「カセットガスボンべ」、OD缶というのは「アウトドア」の頭文字をとったものとなります。

大きな違いは、その「火力の安定」にあります。OD缶は、その名の通りアウトドアユースを想定したもののため、寒さや強風などの状況下でも安定的に利用ができるような状況を想定して作られています。一方、CB缶は安価で手に入りやすいメリットはあるもののOD缶よりも火力は乏しく、あくまで屋内用を想定して作られています。

わかりやすいように、それぞれのメリットデメリットを伝えます

CB(カセットコンロ)缶のメリット・デメリットについて

まずはカセットコンロを中心として屋内で活用を想定されたCB缶について解説をしていきたいと思います。

出典:CAMPBALLOON

メリット

  • 1本100円程度と、安価で購入をすることができる
  • コンビニやスーパー、ホームセンターなど購入できる場所が多い
  • 自宅のカセットコンロと共用で活用ができる

デメリット

  • 強風などの環境下などでは火が消えてしまうことがある
  • 寒い環境の中では、着火すらしないことがある
  • OD缶と比べて火力が弱いため、高熱で調理をしなくてはならないシーンには不足感がある

冬にキャンプに行くことがない人や、強風の中で長い時間利用を考えていない人には、CB缶の対応のバーナーはオススメできます。火力がOD缶より弱いとは言えども、特に強い火力を求めるような調理でない限り十分すぎるぐらいの火力ゆえ、特に耐性を意識する環境でなければ、こちらのタイプをオススメします。

OD(アウトドア)缶のメリット・デメリットについて

次に、アウトドア用の利用を想定して作られたOD缶についてのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

  • ガスボンベの形状が安定をしているため、直立をした使い方ができる
  • CD缶よりも火力や火の安定感があるため、登山などの風が吹く場所や寒い場所でも安定的に火が確保できる
  • 大・中・小など様々なサイズがあり、携行しやすい

デメリット

  • アウトドアショップやキャンプ用品を扱うホームセンターでしか販売していない。
  • 他のカセットコンロなどの器具と併用できない
  • ガス缶自体が高い(CB缶:100円程度 OD缶:500円〜)

正直、過酷な環境下で利用をしないのであれば、OD缶は選ぶ必要はありません。その理由は、キャンプではガスランタンやカセットコンロなども携行をしておくと非常に便利なのですが、多くがCB缶の対応なので、OD缶を持っていたとしても併用をすることができません。そのため、雪山登山や強風が吹き荒れる場所での使用を想定していないのであれば、CB缶が使いやすいです。

CB缶はOD缶よりも火力が乏しいという話に触れましたが、実はガス自体にも2種類存在をします。ひとつは通常のものと、もう一つはパワーガス版と呼ばれるものがあります。

火力アップの写真

パワーガス版は、通常のものよりも火力が安定をするもので、CB缶を使いたいんだけど、ちょっと寒い地域での利用を想定しているといったケースにおいて活用を推奨されるものとなっています。

これは、ガスの成分が異なります。通常ガスには「ノルマルブタン」「イソブタン」「プロパン」という3種類のものがありますが、イソブタンとプロパンは気化温度が低いため、着火しやすくパワーが出ます。通常のガス缶だと、ノルマルブタンが7割、イソブタンが3割程度含有をされており、屋内などの風がないシーンでは十分な火力が発揮できるようになっています。

ところが、屋外での使用の場合、気化温度が高いと火がつきません。そのため、ノーマルガスでは火が安定しないことも起こりうるため、パワーガスの推奨をしています。その成分は、イソブタンやプロパンといった気化温度が低いガスの含有率が高いため、安定的に火が起こせ、多少の風が吹いたとしても燃え続けるという特性を持っています。

そのため、アウトドアでの利用をする場合には、パワーガスを推奨しますが、通常のノーマルガスよりは料金的に少し高めに設定をされていることは認識しておきましょう。そしてパワーガスは通常の屋内使用のカセットコンロに用いて利用をしても何ら問題はありませんので、併用といった点では特段気にすることはありません。

ガスの違いについては理解いただけたと思いますが、シングルバーナー本体にも様々な形状があります。ここでは、大きく分けて2種類の形状について解説をしていきます。まずは、CB缶対応のシングルバーナーの二つを紹介します。

上記がCB缶に対応をしているもので、「一体型」と「分離型」と呼ばれているものになります。次に、OD缶の一体型と分離型の製品を一例として紹介をいたします。

このように、OD缶の場合は缶自体に安定缶があるため、その上にバーナーを取り付け、鍋などをおくことができます。そのため、狭いスペースの中でもコンパクトに火を使うことができるようになるため、携行は非常に簡単です。

一体型のメリット・デメリットについて

形状については、一概にどちらが良いというものはありません。あくまで利用シーンを考えて自分にあったものを選択していく必要があります。下記では一体型のメリットとデメリットについて記載をしますので、ご覧ください。

メリット

  • バーナーを設置しても非常にコンパクトであり、携行が非常に楽です
  • 軽量の物を乗せても比較的安定をしているため、とにかく省スペース、荷物のコンパクトさを追求できます

デメリット

  • 鍋などの大きいものを置いた場合、安定さに欠け、倒れる危険性もある
  • 砂利などの地面が不安定な場所では設置が難しい

小さなケトルや、小型のフライパンなど上に置くものが小さなものや安定をしているものであれば、良いのですが、少し大きなものも想定をしている場合には、あまりオススメはできません。利用をする場合には、テーブルの上に乗せたりしながら、安定感を担保する必要もあるので、携行はラクですが、使うシーンは選びます。

分離型のメリット・デメリットについて

バーナーとボンベが離れているため、バーナーのみ安定した部分に乗せ、ガス缶は離しておくことができる形状をしています。このタイプのメリットとデメリットについても解説をしていきます。

メリット

  • バーナーは安定した場所に置き、少し離したところにボンベが置けるので、比較的どこでも利用できる
  • ガスボンベが切れても、交換がラク(一体型だとバーナーが熱くすぐに触ることができないため交換が難しい)

デメリット

  • バーナー自体に設置するための足があるため、比較的かさばる
  • 一体型よりも部品数は多いので、若干価格が高い

上記のようなメリットデメリットがありますが、川などでキャンプをする場合には、比較的地面が安定をしていないため、分離型の方が使いやすかったりします。そして、ガスが不足をしてもすぐに交換ができるので、ストレスなく調理を進められるメリットは大きいです。(初心者が最初に買う形状としては分離型をオススメします)

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