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こんにちは、慎です。
キャンプで、うっかり忘れ物をしてしまい、せっかくの時間が台無しになってしまった経験をお持ちではないでしょうか。
特に、重要なものを忘れてしまった時には、設営すらできない状況になってしまう事もあるため、本当に気をつけたいですね。そして、なによりも大事なキャンプの時間を、「忘れもの」で台無しにしてしまうのは本当に勿体無いですよね。
そうならないために、誰でも即実践可能な準備の仕方を解説していきます。
また、記事内に用意すべき項目をまとめた準備シートのテンプレートも用意していますので、ダウンロードをして活用ください。
私も過去には「ワンポールテント」のポールを忘れてしまい設営出来なかったため、急遽バンガローを借りた経験があります。
当サイトで紹介をする方法を活用することで、忘れ物が無くなるようになります。
また自分が持っているキャンプ道具を一式管理をすることができるようになるため、消耗品などの在庫確認も容易になります。
この記事を書いている人
<プロフィール>
キャンプ歴15年 | 神奈川県を中心として活動中 | コストパフォーマンスに優れたギアを活用中 | 横浜市在住 | 41歳 | SWEN・WILD-1・アルペンアウトドアーズを愛用中
<運営ブログ>
◆CAMPER’S NOTE
関東を中心としたCamperのためのブログ
◆Remolog(りもろぐ)
テレワークスタイルを提案するブログ
本記事を通じてわかること
- キャンプに持って行く必要のあるもの
- 道具の在庫管理と持ち出し確認の方法
キャンプに持って行くべき物
キャンプには、大きい物から小さいものまで、様々なグッズを持って行く必要があります。
ただ、キャンプ場によっては消耗品などは現地で販売をしていることもあるため、自宅から持ち出すものとしては、何を最低限持って行くべきか把握をしておく必要があります。
今回、画像付きでご紹介をするものは、イメージを持っていただくために引用をしたものになります。
そのためオールラウンドにキャンプグッズをリリースしている「snow peak」から画像を出典しています。
グッズ選びで大事なことは自分にあったものを選択することで、snow peak製品を推奨しているわけではありません。
必ず持っていかなければならないグッズ
まずは、キャンプで一番大事なテント周りのグッズです。ペグについては最初はテントに付属をするものを持っていくだけで構いません。
付属のものはアルミ製や鉄製のものが多く、打ち付ける場所によっては曲がってしまったりなどの強度に不足を感じることがあるため、慣れてきたら「鍛造ペグ」などの強度が高いものを購入するようにしましょう。
グランドシートはテントの下に敷きます。
基本的には雨が降った翌日のキャンプなどで、テントが濡れないために活用をするものですが、時期によっては湿気などによりテントの下の結露を防ぐという目的もあります。
また、砂利などの荒れた土地に設営をする場合には、テントの損傷を守るために活用をすることもできます。
ペグハンマーはベルトがついていると、振りかざした時に抜ける心配も少なくなり安全です。
独特の形状をしており、打ち付ける反対側の部分はペグの穴に入れて抜くようになっており、鍛造ペグなどを購入した際にはペグ用のハンマーを用意しておくと設営が簡単になります。
テント付属品のペグを用いる場合にはゴム製のハンマーでもかまいません。
シュラフは主にオールシーズン用のものと、夏用・冬用といった季節で分かれたものまで様々あります。
購入の際には対応する気温の表示を確認して時期にあったものを選択するようにしましょう。
個人的にはオールシーズン用のものより、夏や冬にあったものを選択するほうが、快適に過ごすことができます。
キャンピングマットはテント内に敷くマットレスとなり、メーカーによって厚みも「3cm〜10cm」など様々なものがあります。
テントの中でシュラフだけで寝る場合には地面の感触が体に伝わり、痛くなるためキャンピングマットを敷き、その上で寝ることで快適な寝心地を確保することができます。
キャンプ地は街灯がないため、夜は非常に暗いです。そのため、ランタンを必ず用意しましょう。
こちらも電池式のものやバッテリー式などのものがあり、最初は電池式のものを購入するほうが安価で用意しやすいです。
また、キャンプに数人で行く場合には、トイレなどに出向く際に持ち出す必要があるため、2〜3個持っていくことをオススメします。
ミニランタンはテントの内部に吊り下げるために必要なものとなります。
夜はテント内部が真っ暗なため、つまづいたりしてしまったり事故につながります。
そのためテント内部に吊り下げるタイプのランタンがオススメです。
通常のランタンでも代用は可能ですが、ライトアップしてしまうと、明るすぎることがあるため、せっかく熟睡をしている人の睡眠を妨げてしまいがちで、テント用として、さほど明るさがないランタンを用意しておくと便利でしょう。
食器などを複数個置ける程度の大きさのテーブルがあると食事の際に便利です。
また、キャンプの設営の際にはたくさんのものを出す必要があるため、一時的に置き場としてテーブルを活用すると容易に行うことができたりします。
ただ大きいテーブルを持って行くと持ち出しの際に嵩張るため、ミニテーブルを複数個用意して代用をすることも可能です。
ミニテーブルはチェアなどの横に置くぐらいのサイズ感のものになります。
チェアに掛けながらコップ、皿などを気軽に置くことができるようになるため、人数分用意をしておくと良いでしょう。
ミニテーブルの場合は非常にコンパクトなものなので複数個持ち出したとしても、さほど嵩張ることはありません。
チェアは人数分、必ず用意をしましょう。
キャンプをすると比較的チェアに腰をかけている時間が長いため、座っていて違和感が少ないものを実際に比較をしてみて購入するようにしましょう。
テントに次いで割と高額なものになりますので、強度や座り心地、予算との兼ね合いで数個購入をしておくと良いでしょう。
チェアカップに関しては前述したミニテーブルで代用をすることは可能ですが、チェアに付けられるタイプのものだと腰の曲げが少ないです。
ストレスなく飲み物を取り出すことができるようになるためオススメです。
カップホルダーはチェアの形状によって取り付けられないものもあるため、セットで購入を検討しましょう。
過去には直火OKのキャンプ場が多かったため、焚き火台は不要でしたが、最近では直火は地面を傷つけるということから焚き火台を使用するように指定されているキャンプ場が多くなりました。
そのため必ず購入するようにしましょう。
焚き火台は主にSサイズ・Mサイズ・Lサイズといったようにサイズ分けをされており、メジャーなものはMサイズとなっています。
焚き火台は薪を入れて使うものではありますが、木炭でも代用は可能です。
焚き火台の上に網を置けばバーベキューグリルとして活用をすることもできるため、必ず網も用意をしましょう。
ただ、焚き火台専用の網は専用設計になっていることもあり、比較的高額になっているものが多く、消耗品としての網と考えればホームセンターなどで近しいサイズ感の安価なものを購入したほうがコストパフォーマンスには優れます。
夏場のキャンプでは、クーラーボックスがないと日陰に置いておいたとしても半日で腐ります。
そのためプラスチック製のクーラーボックスか、布製のクーラーバックのどちらかは必ず購入しておきましょう。
それぞれメリットはありますが、プラスチック製だと、クーラーボックスの上に物が置けたり、座れたりします。
布製の物ですとコンパクトに畳めるため、帰り道はラクになります。自身に合っているものを選択しましょう。
保冷剤は決して高額なものを購入する必要はありません。
マイナス10度などの保冷を誇るものもありますが、逆に家庭用の冷蔵庫では凍るまでに時間がかかることもあり、あまりおすすめはできません。
このタイプは緑色の液体が入っていることが多いです。
そのため通常のタイプ(青い液体)を2〜3つ程度購入をして暑さ対策をするようにしましょう。
トングはバーベキューをする場合には小さなものを人数分用意しておく方が肉を掴みやすく同行者にも喜ばれます。
そのため3〜4本は購入をして手元に置いておくと便利です。
そして忘れてはならないのが、炭などを掴むためのトングも別途購入をしておきましょう。
これは調理用よりも長いものを選択する方が、火傷をすることなく炭を扱えるのでオススメです。
カトラリーは包丁や、スプーン・フォークなどの調理用具になります。基本的には調理用品はこの4つあれば最低限の食事は行えるため揃えておきましょう。
この辺りはこだわりがなければプラスチック製品などのものを選択すると軽くて携帯が楽になりますので、オススメです。
お箸については、個装をされている使い捨てのものを選択しましょう。そうしないと、夏場などのキャンプを経ていくと湿気でカビが生えることもありますので、お気をつけください。
現在、コンパクトに収まる「ケトル、フライパン、鍋がセットになったものがあります。
こういった調理器具は比較的大きさも気になりますし、バッグの中で散らばることもあるため、なるべくセットで販売をされているコンパクトなものを選択する方が良いです。
キャンプ場では肉を焼いたり、炒め物などのレシピのものを作ったりするため、油汚れがつきやすいです。
そのためテフロン加工などが一定施されているものを選択しないと、洗い物が大変になるため、予算が許されるのであれば汚れに強い加工をされているものを選択する方が無難です。
シングルバーナーは、キャンプの翌日に効果を発揮します。
二日目の朝では、慣れないキャンプで疲れている中にもかかわらず炭をイチから起こして調理をするのも手間です。
またチェックアウト時間は11時頃に設定をされていることもあり、早起きをしない限り、朝はバタバタすることが多いです。
そのため、シングルバーナーを購入しておけば火起こしをする必要もないため、時短として購入をしておくと便利です。
シングルバーナーは「SOTO製品」などが安価で手に入りやすいですが、専用のガスボンベを使うことを推奨しています。
これはガス圧が異なるため、異なるメーカーのものを購入してしまうと、季節によっては火がつかないこともありますので、必ず指定のガスボンベを購入しておくことをオススメします。
ウォータータンクはペットボトルを購入するよりもコストパフォーマンスに優れていることや、水を捨てれば容器を圧縮をすることができるので、持ち運びも容易です。
水は自宅で入れてきて、キャンプを終えた時には、その水を使って拭き上げを行ったりなどをすることができるため、購入をしておくと良いでしょう。
サイズ感は10リットル程度のもので構いません。
最近のキャンプ場は、ゴミを現地で捨てられない所も多くなっています。
そのため、ゴミ袋は用意をして「燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶・ペットボトル」など分別ができるようにしておくと自宅に戻った際に捨てやすいです。
あったら便利に過ごせるグッズ
必ずしも必要なものではありませんが、キャンプはレジャーのため、グッズがあればできることや、見栄え的な物も映えたりするようになります。
慣れないうちには最低限のものを購入する程度で良いですが、本格的にキャンプを趣味にしたい場合には、別途購入をしながら過ごし方を快適なものにしておくと、より楽しい時間を過ごすことができるようになります。
タープは急な雨でも濡れずに中で過ごすことができるので、便利なグッズとなります。
また朝露などの水滴落ちや、木々からの虫や落ち葉の落下などを防ぐことや、夏の強い日差しなどの直射日光を防ぐことができるため、季節によっては必需品になりますが、あるとキャンプがより快適に過ごせます。
また、タープはポール2本で支えて自立するようになるため、そのためのポールも購入しなくてはなりません。
タープとセットで販売をしているものもあるため、自身の予算に併せて最適なものを選択してください。
そして、タープのポールの長さも120cm程度から200cm程度のものまで様々です。
大きなタープであれば、200cm程度のものが良いでしょう。
基本的に焚き火台があれば、バーベキューグリルは必須ではありません。
ただ複数人数でバーベキューを中心に楽しみたい場合にはサイズ感の大きいグリルを使った方が多数の人が同時で焼くことができるため、活用しやすいです。
また、ラックについても地面に置くことが憚れる方は三段ラックなどを購入して置き場所として活用をすることができます。
また、ちょっとしたインテリア的なものとして利用をすると、よりキャンプが充実したものとなるでしょう。
双方共に必須ではありませんが、より充実したキャンプにするためのワンポイントグッズとして捉えてください。
現地で販売をしているグッズ
現地では基本的に消耗品といったものが最低限用意をされていることがあります。
ただ必ずしも用意をされているものでもありませんし、現地販売という側面の中で少し割高となっていることが多いです。
現地で売られていることが多いグッズ一覧
- 薪・木炭
- ガスボンベ
- バーベキュー網
- ゴミ袋
- 電池(単三電池、単一電池)
- 割り箸
- 紙コップ
- 紙皿
揃えられるのであれば、前日までの準備で全て用意をしてしまい、どうしても当日不足をしたものだけ現地販売で購入をすることをオススメします。
現地販売のものに関してはキャンプ場のHPに書かれていることが多いですが、気になる場合には直接電話連絡の上、確認することをオススメします。
また、道具を一式レンタルをして、まずはキャンプをしてみたいというニーズも増えていることから、最近ではキャンプ場で多くのものをレンタルしていることも多くなりました。
キャンプ場によってとなりますがほとんどのキャンプ用品を有料にて貸してもらえることがありますので、まずはキャンプをしてみたいと思う方は全てレンタルするのも「アリ」です。
せっかく買った用品を忘れないために、チェックの方法を解説
まずは少し広いスペースで広げてみましょう。
部屋のリビングでも良いですし、近くの公園でも構いません。自分の道具を広げてみて、どのぐらいの量になるのかイメージをすることが大事です。
最初に、キャンプの準備を抜かりなくやると、必要ではないものも持ち物に加えてしまったりして、とにかく膨大なアイテム数になることがあります。
そうなると現地で探す手間もありますし、そもそも車に乗らなくなります。
そのため、まずは広げて見て「あっ、これ必要ないかも」と思ったものに関しては倉庫にしまう対象にしましょう。
キャンプ道具を取捨選択することが大事です。とはいえ、初心者キャンパーが何が必要で、何が不要なのか見極めが難しいと思いますので、下記にキャンプ計画表(チェックリスト付き)を用意しましたので、活用ください。
キャンプ計画を立てるためのExcelシートを用意しました!
シートの活用方法
シートを使ってできること
- キャンプ同行者含めて、キャンプ地の希望条件などを記載可能
- 同行者のチーム割、それぞれの集合場所、時間などの記載が可能
- 費用の自動計算が可能(人数欄と単価を記載すれば算出されます)
- 費用の支出先や明細などを記載することができます
- ページ下部では、必須グッズ、便利グッズ、現地購入グッズなど項目別に分けて管理が可能
活用のポイントとしては、持ち物以外の項目を計画時に記載をして、行き先や費用面の概算を書き出してみましょう。
複数人数と共有をする場合には「Excelシート」を「Googleスプレッドシート」に変換をして共有をしてあげることで、みんなで情報を確認できるようになるため、便利です。
キャンプ「2週間前」に行うこと
- 同行者の要望(日程、予算含め)を確認
- キャンプ地を選定して予約し、チェックイン時間を把握
- 大人数の場合には右側の欄に移動経路などを鑑み、グループ分け
ハイピークの時には、キャンプ場は早々に満員になってしまいますので、大人数でのキャンプの場合にはもう少しゆとりを持って予約をすることをオススメします。
場所さえ選択をしてしまえば、あとは道具の用意だけなので、安心しながら進めることができるようになります!
キャンプ「1週間前」に行うこと
- シート中段の予算表を記載(人数と単価を入れれば自動で総額が算出されます)
- 予算枠内で収めるよう調整をする
- シート下部の持ち物の必要数を記載する
- 不足のグッズがあれば週内で買いに行く段取りをする
キャンプ「3日前」に行うこと
- 持ち物を車に積み込み、チェックを入れる
ここまでくれば、あとは現地で楽しむだけです!
コメントは、丁寧に拝見させていただきます